龍乃一味のカオスな学園生活
「いえいえっ、さくらは許可を得に来たのではないのですっ、既に『そう決めたのです』」
はちきれんばかりの笑顔で告げるさくら。
「そういう事ですので、ちんちくりん息子殿、軟弱次期指南役殿、名前負けちゃんのお三方は、隅っこの方でチャンバラごっこでもして頂ければ邪魔にならなくて非常に有り難…」
言いかけたさくらの前髪を。
ブアッ!と。
武の斬り上げが掠めていった。
風圧だけで靡くさくらの前髪。
「ピーチクパーチクよく囀る。回るのは口だけか?」
「…それは」
キョトンとするさくら。
「『言うからには腕前を見せろ』と解釈して?」
「解釈も何も、他にどう受け取る?」
菩薩の切っ先をさくらに向ける武。
はちきれんばかりの笑顔で告げるさくら。
「そういう事ですので、ちんちくりん息子殿、軟弱次期指南役殿、名前負けちゃんのお三方は、隅っこの方でチャンバラごっこでもして頂ければ邪魔にならなくて非常に有り難…」
言いかけたさくらの前髪を。
ブアッ!と。
武の斬り上げが掠めていった。
風圧だけで靡くさくらの前髪。
「ピーチクパーチクよく囀る。回るのは口だけか?」
「…それは」
キョトンとするさくら。
「『言うからには腕前を見せろ』と解釈して?」
「解釈も何も、他にどう受け取る?」
菩薩の切っ先をさくらに向ける武。