龍乃一味のカオスな学園生活
「昔っからやり方が陰湿だよな、『お前』は」

影に対してマテバの銃口を向け、霸龍闘は片手でリィを引き寄せる。

「大丈夫か、怪我は?」

「大丈夫…」

パートナーが無事だった事を確認するも、まだ笑顔を浮かべるのは早い。

油断なく左大腿部のホルスターからヴィオラも抜き、二挺拳銃で影を牽制するリィ。

三つの銃口を向けられながらも。

「……」

影は一向に動揺の色を見せなかった。

< 187 / 852 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop