龍乃一味のカオスな学園生活
それよりも気になるのは、生徒会の仕事の方だ。
最近ようやく、生徒会長の龍乃が少しばかり職務をやるようになってきた。
生徒会長就任直後は真面目に働かず、副会長のノエルに丸投げだったのだが、刹那のお叱りを受け、やっと仕事を覚えようという気になってきたらしい。
とはいえ、まだまだ一人では頼りない生徒会長。
その為、毎日のようにノエルが龍乃の仕事の補佐をしている。
その結果、帰りは暗くなる頃になってしまう訳だが。
(こんな遅くになるまで、生徒会室に龍乃さんと二人きり…)
セレナは保健委員の仕事を早々に済ませ、いつもノエルよりも先に帰宅するのだが、ある日ノエルが、酷く赤い顔をして帰ってきた事がある。
何かあったのか訊ねても、何でもないと言うばかり。
その割には、何だか挙動不審だったノエル。
夕食のデザートに、母の作った苺のタルトが出た途端。
「いいいいいいいい苺っっっ?」
とか。
物凄く動揺していたのは何故だろう?
最近ようやく、生徒会長の龍乃が少しばかり職務をやるようになってきた。
生徒会長就任直後は真面目に働かず、副会長のノエルに丸投げだったのだが、刹那のお叱りを受け、やっと仕事を覚えようという気になってきたらしい。
とはいえ、まだまだ一人では頼りない生徒会長。
その為、毎日のようにノエルが龍乃の仕事の補佐をしている。
その結果、帰りは暗くなる頃になってしまう訳だが。
(こんな遅くになるまで、生徒会室に龍乃さんと二人きり…)
セレナは保健委員の仕事を早々に済ませ、いつもノエルよりも先に帰宅するのだが、ある日ノエルが、酷く赤い顔をして帰ってきた事がある。
何かあったのか訊ねても、何でもないと言うばかり。
その割には、何だか挙動不審だったノエル。
夕食のデザートに、母の作った苺のタルトが出た途端。
「いいいいいいいい苺っっっ?」
とか。
物凄く動揺していたのは何故だろう?