龍乃一味のカオスな学園生活
生徒会の仕事が終わり、それぞれの放課後を過ごそうとする役員達。

「さぁ、龍乃さんは今日も残りの仕事の片付けだよ」

「たまには早く帰りたいよ、ノエルっち…」

「い…『苺』っ」

「あう~…」

いつもの決め台詞で抵抗の意思を封じられ、龍乃は渋々書類仕事を始める。

不慣れな書類仕事。

龍乃一人でやらせていては、花の下校放送終了までに終わらせる事は出来ない。

「さてと」

ノエルが書類の束を取ろうとして。

「え?」

別の手が、その書類をヒョイと持ち上げた。

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