龍乃一味のカオスな学園生活
とはいえ、嫌々やってる居残りも、こう毎日やっていると会話が弾む。

「もう11月も折り返しだねぇ、もうすぐクリスマス~♪」

ご機嫌の体で龍乃が言う。

「クリスマスいいよね、ケーキにチキンに、美味しいものいっぱい食べれるし♪」

「くりすますねぇ…私は母さんがやけにハシャいでるだけで、鴉丸に西洋の風習はあんまり馴染まないから…」

亜鳥が頬杖をつく。

「じゃあクリスマスの事は、よく知らないんですか?」

「馬鹿にするんじゃないわよ、男は女に贈り物を、女は男に『まっさーじ券』をあげる日でしょ?そのくらい知ってんだから」

ノエルの問いかけに答える亜鳥。

絶対遊里から教わったに違いない。

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