龍乃一味のカオスな学園生活
道場の外で騒いでいるのが聞こえて、気になったのだろうか。
「なになに?」
「どうしたんですかぁ、瑠璃先生」
「鬼龍先生、何かありましたか?」
琥珀、セレナ、武、花といった生徒達が、道場の入り口から顔を覗かせる。
「あ…」
彼らを見るなり。
「あ゛ーーーーーーーーっ!」
絶叫する龍乃。
「お兄様たすけてえぇぇえぇぇぇっ!」
その絶叫にビビって、花が綾小路に隠れて悲鳴を上げる。
「な、何だお前!花に手を出すな!妹に手を出すのならば、不肖この夕城 武が…」
菩薩を構えて啖呵を切る武など、まるっと無視して。
「会計!保健委員!行事実行委員!放送委員!」
右から順に、琥珀、セレナ、武、花と。
指差しながら龍乃が言う。
ハトが豆鉄砲食らったような顔をする面々に。
「生徒会活動は放課後からだかんね、忘れんなよぉ♪」
少年とも少女とも男の娘ともつかない笑顔を浮かべて、龍乃は駆けて行った。
「なになに?」
「どうしたんですかぁ、瑠璃先生」
「鬼龍先生、何かありましたか?」
琥珀、セレナ、武、花といった生徒達が、道場の入り口から顔を覗かせる。
「あ…」
彼らを見るなり。
「あ゛ーーーーーーーーっ!」
絶叫する龍乃。
「お兄様たすけてえぇぇえぇぇぇっ!」
その絶叫にビビって、花が綾小路に隠れて悲鳴を上げる。
「な、何だお前!花に手を出すな!妹に手を出すのならば、不肖この夕城 武が…」
菩薩を構えて啖呵を切る武など、まるっと無視して。
「会計!保健委員!行事実行委員!放送委員!」
右から順に、琥珀、セレナ、武、花と。
指差しながら龍乃が言う。
ハトが豆鉄砲食らったような顔をする面々に。
「生徒会活動は放課後からだかんね、忘れんなよぉ♪」
少年とも少女とも男の娘ともつかない笑顔を浮かべて、龍乃は駆けて行った。