龍乃一味のカオスな学園生活
初仕事です
てな訳で翌日から、冬樹の生徒会活動は始まった。
「校内に落ちているゴミや空き缶の片付け、その他汚れている箇所の清掃…寒いので、暖かく着込んでからやった方がいいぞ」
武が冬樹に説明する。
「……………………………………分かりました」
相変わらず反応遅い冬樹。
でもあんまり遅いと武に叱られるので、これでも早めに返事している方らしい。
「花…放送委員の下校放送までには終わらせておくようにな。全て清掃しようと思わなくていい。キリのいい所まで終えたら、下校してくれ」
「……………………………………はい」
「……」
イライラしちゃいけない、イライラしちゃいけない。
冬樹を前に、自分に言い聞かせる武。
「校内に落ちているゴミや空き缶の片付け、その他汚れている箇所の清掃…寒いので、暖かく着込んでからやった方がいいぞ」
武が冬樹に説明する。
「……………………………………分かりました」
相変わらず反応遅い冬樹。
でもあんまり遅いと武に叱られるので、これでも早めに返事している方らしい。
「花…放送委員の下校放送までには終わらせておくようにな。全て清掃しようと思わなくていい。キリのいい所まで終えたら、下校してくれ」
「……………………………………はい」
「……」
イライラしちゃいけない、イライラしちゃいけない。
冬樹を前に、自分に言い聞かせる武。