龍乃一味のカオスな学園生活
やはり新入りの生徒会役員は、みんな気になるのか。
「冬樹君、やってる~?」
龍乃達が去った後、冬樹に声をかけたのは琥珀とさくら。
夕城道場からの帰りらしい。
「……………………………………琥珀さんにさくらさん…お疲れ様です」
「やだ、冬樹君の方が疲れてるでしょ?」
クスクス笑う琥珀。
「こんな地味な仕事を黙々と…与作みたいな人ですね」
ちょっと無礼な印象も受けるさくらの発言だが、悪気はない。
「……………………………………誉めて頂き有り難うございます…」
冬樹脳は、長いシンキングタイムの末に誉め言葉と判断したらしい。
割とポジティブだ。
「冬樹君はちょっと元気ないですね、もう少し大きな声ではっきりと喋った方がいいと、さくらは思いますよ?」
「…ご意見有り難く受け取らせて頂きます…」
「堅苦しい物言いも何かむず痒いと、さくらは思いますよ?」
「…善処させて頂きます」
何でも真摯に受け止める、無敵の冬樹防御壁、または小岩井シールド。
さくらの無礼発言も効果なし。
「冬樹君、やってる~?」
龍乃達が去った後、冬樹に声をかけたのは琥珀とさくら。
夕城道場からの帰りらしい。
「……………………………………琥珀さんにさくらさん…お疲れ様です」
「やだ、冬樹君の方が疲れてるでしょ?」
クスクス笑う琥珀。
「こんな地味な仕事を黙々と…与作みたいな人ですね」
ちょっと無礼な印象も受けるさくらの発言だが、悪気はない。
「……………………………………誉めて頂き有り難うございます…」
冬樹脳は、長いシンキングタイムの末に誉め言葉と判断したらしい。
割とポジティブだ。
「冬樹君はちょっと元気ないですね、もう少し大きな声ではっきりと喋った方がいいと、さくらは思いますよ?」
「…ご意見有り難く受け取らせて頂きます…」
「堅苦しい物言いも何かむず痒いと、さくらは思いますよ?」
「…善処させて頂きます」
何でも真摯に受け止める、無敵の冬樹防御壁、または小岩井シールド。
さくらの無礼発言も効果なし。