龍乃一味のカオスな学園生活
「お嬢様」
「……」
徹底的に無視する琥珀。
「止して下さい大人げない。気に入らないと口も利かないなどと、中等部に上がった娘のやる事ではありません」
「その大人げない娘に、お嬢様なんて言ってヘーコラ諂ってるのはどこの誰?」
「……諂う?」
これには刹那もカチンと来たらしい。
バン!と箸を置き、琥珀に鋭い視線を向ける。
武に普段向けているのと同質の視線だ。
僅かに琥珀がビクッと震える。
「訂正して頂きましょうか、お嬢様。俺は琴月宗家のご家族に仕えてはいても、諂っているつもりはない」
「……」
徹底的に無視する琥珀。
「止して下さい大人げない。気に入らないと口も利かないなどと、中等部に上がった娘のやる事ではありません」
「その大人げない娘に、お嬢様なんて言ってヘーコラ諂ってるのはどこの誰?」
「……諂う?」
これには刹那もカチンと来たらしい。
バン!と箸を置き、琥珀に鋭い視線を向ける。
武に普段向けているのと同質の視線だ。
僅かに琥珀がビクッと震える。
「訂正して頂きましょうか、お嬢様。俺は琴月宗家のご家族に仕えてはいても、諂っているつもりはない」