龍乃一味のカオスな学園生活
「ちぇぇえぇえぇぇすとぉおぉおおぉぉおぉぉおっ!」

武、怒りの斬り上げっっっっ!

「ぶひぃいいぃいいぃいいぃぃっ!」

外道の断末魔が木霊する。

ドグシャアァアッ!とか床に叩き付けられる外道。

あ、痙攣してる。

「お、おぞましい…このような加齢臭きつそうな男に、花が変態じみた目で見られるのを容認する所であった…」

ハァハァと呼吸を乱し、冷や汗を拭う武。

危うく兄として、取り返しのつかない過ちを犯してしまう所だった。

兄として、侍として、彼は可愛い妹を変質者の魔の手から守ったのである。

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