龍乃一味のカオスな学園生活
やったやった!

二人も来てくれたと。

龍乃がノエルとセレナの手を握って小躍りしていると。

「こんにちは」

刹那と武を引き連れて、琥珀がやって来た。

後ろにはオドオドと、花の姿も見える。

「僕、お金には無頓着だけどいいですか?まぁ会計任されたからには、責任は持つつもりだけど」

苦笑する琥珀。

「俺はお前の役に立つつもりはないぞ。独自に風紀委員を続けるだけだ」

刹那が相変わらずの物言い。

「もうっ、刹那君」

「お嬢様も、こんな奴の為に金勘定などしてやる必要はないというのに…」

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