龍乃一味のカオスな学園生活
そんな壁の花の亜鳥に、黒い影が覆い被さったかと思うと。

「!」

壁ドンで迫る龍乃…の姿をした臥龍。

「ふむ…今、巷で流行している『かべ丼』を真似してみたのだが…龍乃の小柄な体ではイマイチ締まらんな」

そんな事より『かべ丼』て。

某牛丼チェーンの新メニューか。

「お、遅かったじゃない…」

随分と距離が近い。

ドキドキするのを気取られないように冷静を装いながら、亜鳥は臥龍を睨んだ。

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