龍乃一味のカオスな学園生活

小岩井スピリッツ

「すみません」

クリスマステロの会場である体育館。

歩き回っていた花龍は、生徒会役員の一人である花に声をかける。

「はい?」

振り向くと可愛らしい初等科の女の子。

「何ですかぁ?」

ニコニコしながら語り掛ける花に。

「あの…」

花龍は傍らに立っていたシオンの手をグイッと引っ張った。

「カップルじゃないけど、一緒に来たので…私達にも五所川原君と綾小路君のキーホルダー貰えませんか…?」

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