龍乃一味のカオスな学園生活

「えっ、カップルじゃん」

「違うよ、シオンと付き合ってる訳じゃないもん…」

「クリスマスイヴに一緒に過ごすって事は、もうベロチューできる仲って事なんだぞ？母さんが言ってたもん」

言い争う花龍とシオン。

残念だが野菊の説はあまりアテにはできません。

それはともかく。

「うーん…」

花は困った顔をする。

正式に付き合っていようが告白までには至っていなかろうが、キーホルダーくらいあげたい。

生徒会役員は、その辺の融通はきく。

きくのだが…。