龍乃一味のカオスな学園生活
「あ、あのね…」

申し訳なさそうに花が言う。

「キーホルダー、沢山準備しておいたんだけど、欲しいって人が予想以上に多くてね…もう残っていないの」

「えーっ」

ガッカリしたように声を上げる花龍。

「ごめんね…折角楽しみにしてくれてたのに…」

花龍の肩にポンを手を置く花。

「そうですか…なくなっちゃったんなら仕方ないですよね…」

肩を落として溜息をつく花龍。

「そんなガッカリするなよ花龍、俺がホッペにチューしてやるからさ」

「いらない」

即答で断られてガビン!となるシオン。

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