龍乃一味のカオスな学園生活
だが、それこそが小岩井家の精神。

冬樹の父・小岩井 防人も、幽霊から死神になる前…生前から、常に他人の為に尽力する人柄だった。

冬樹も詳しくは聞かされていないが、父は家族に恵まれず、不幸な幼少時代を送っていたという。

それでも他人を憎悪する事なく、寧ろ他人の為に我が身を犠牲にしてまで尽くす人間だった。

悪く言えばお人好しな性格だが、母の雪菜は、そんな防人の人柄を好ましく思っていたし、誇りに思っているという。

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