龍乃一味のカオスな学園生活
ラストデイズ
紅白が始まり、ガキの使いが始まり、いよいよ今年もあと数時間になった。
12月31日、大晦日。
「あ」
龍乃がテレビに釘付けになっていたら、龍太郎がリモコンでチャンネルを変えた。
「父ちゃん何すんのさ、これからAKB歌うのに!」
「そんなん普段でも聞けるだろうが、絶対に笑ってはいけないのが面白ぇって」
「毎年やってんじゃん、また漫☆画太郎の『なつみ生きとったんかワレー』って絵で笑うんだろ?お約束じゃん」
チャンネル争いで喧嘩する、大人げない二人。
そんな二人に割って入るように。
「ほらほら二人とも、年越し蕎麦出来たよ」
小夜が三人分の蕎麦を運んできた。
12月31日、大晦日。
「あ」
龍乃がテレビに釘付けになっていたら、龍太郎がリモコンでチャンネルを変えた。
「父ちゃん何すんのさ、これからAKB歌うのに!」
「そんなん普段でも聞けるだろうが、絶対に笑ってはいけないのが面白ぇって」
「毎年やってんじゃん、また漫☆画太郎の『なつみ生きとったんかワレー』って絵で笑うんだろ?お約束じゃん」
チャンネル争いで喧嘩する、大人げない二人。
そんな二人に割って入るように。
「ほらほら二人とも、年越し蕎麦出来たよ」
小夜が三人分の蕎麦を運んできた。