龍乃一味のカオスな学園生活
「しゃーねぇなぁ」

すっかり寝入ってしまった愛娘を、龍太郎はヒョイと抱き上げる。

こんな小さな体で、校舎中を走り回って、天神学園を盛り立てる為に努力した。

天神学園に入学して、一番頑張ったのではないだろうか。

だが、まだまだ満足してもらっては困る。

天神学園生徒会、龍乃一味の活躍は来年からこそが本番。

この冬休みの間に英気を養って、また張り切ってもらわねば。

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