龍乃一味のカオスな学園生活
「刹那、琥珀ちゃん、明けましておめでとう」
挨拶するのは久遠。
後頭部の髪がはねているのを、琴子が背伸びしながら撫でつけている。
今年も音無分家頭領は、ぽややんまっしぐらのようだ。
「あ、そうそう」
着流しの袖から、二つのポチ袋を取り出す久遠。
「はいこれ琥珀ちゃん、僕と琴子さんからお年玉」
「いいんですか久遠さん!有り難うございますっ」
嬉しそうにポチ袋を受け取る琥珀。
「琴子さんにお小遣い減らされてねぇ…あまり多くはあげられないんだけど…」
「久遠がぽややん過ぎて朝食の味噌汁を上等な着物の上に零してしまうからですの」
琴子が新春早々ギャースカ吠えた。
挨拶するのは久遠。
後頭部の髪がはねているのを、琴子が背伸びしながら撫でつけている。
今年も音無分家頭領は、ぽややんまっしぐらのようだ。
「あ、そうそう」
着流しの袖から、二つのポチ袋を取り出す久遠。
「はいこれ琥珀ちゃん、僕と琴子さんからお年玉」
「いいんですか久遠さん!有り難うございますっ」
嬉しそうにポチ袋を受け取る琥珀。
「琴子さんにお小遣い減らされてねぇ…あまり多くはあげられないんだけど…」
「久遠がぽややん過ぎて朝食の味噌汁を上等な着物の上に零してしまうからですの」
琴子が新春早々ギャースカ吠えた。