龍乃一味のカオスな学園生活
全くあの二人ときたら。

もう家族を持ち、一国一城の主だというのに、高校生の頃とちっとも変わらない面を見せる。

「仕方ないのかもしれませんね」

クスクス笑うセレナ。

「龍太郎さんの前では、普段真面目な父さんも龍娘先生のお弟子さんに戻っちゃうんですよ…まだまだ未熟で、強くなる為に必死だった高校生の頃に」

「そーかもしんないねぇ」

「いいよね、歳をとってもすぐに昔に戻れる友情って」

龍乃とノエルも頷く。

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