龍乃一味のカオスな学園生活
とりあえず考える事といえば。

「ご飯~…」

冬休みがまだ続いている学生の龍乃。

正月が終わっても、薔薇色の日々はまだ続く。

ノコノコ起きてきて、いきなり食事を要求できるグウタラ生活は続行中なのだ。

だが。

「……」

ご飯~、と言っても出て来る訳ではない。

現在家には、龍乃以外誰もいないのだ。

座っていればお節とお雑煮、お年玉が出て来る。

そんな夢のような時間はもう終わったのである。

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