龍乃一味のカオスな学園生活
「三学期の行事としては…卒業式か」
武がフム、と腕を組む。
「一応龍乃殿と音無が中等部卒業となる訳だが…あまり実感が湧かんな。生徒会には引き続き在籍な訳だろう?それに音無の卒業式などどうでもいいしな」
また憎まれ口叩く武。
「ほぅ…年が明けても口は減らんと見える」
早速月蝕を持ち出す刹那。
「減らんのは貴様の負け戦の数だろう。減る所か増える一方だ」
武も韋駄天の鯉口を切るが。
「ストップ」
琥珀が納刀したままの夕映で二人の頭をゴチンとやる。
「痛っ!」
「な、何をする琥珀殿…」
「君達は、ほんっと進歩ないなぁ」
腕組みして溜息をつく琥珀。
「お正月で夕城と琴月も多少歩み寄った事だし、僕も刹那君だけじゃなく、武君もビシビシ駄目出しするからねっ」
琴月の姫は夕城次期指南役にも厳しい。
武がフム、と腕を組む。
「一応龍乃殿と音無が中等部卒業となる訳だが…あまり実感が湧かんな。生徒会には引き続き在籍な訳だろう?それに音無の卒業式などどうでもいいしな」
また憎まれ口叩く武。
「ほぅ…年が明けても口は減らんと見える」
早速月蝕を持ち出す刹那。
「減らんのは貴様の負け戦の数だろう。減る所か増える一方だ」
武も韋駄天の鯉口を切るが。
「ストップ」
琥珀が納刀したままの夕映で二人の頭をゴチンとやる。
「痛っ!」
「な、何をする琥珀殿…」
「君達は、ほんっと進歩ないなぁ」
腕組みして溜息をつく琥珀。
「お正月で夕城と琴月も多少歩み寄った事だし、僕も刹那君だけじゃなく、武君もビシビシ駄目出しするからねっ」
琴月の姫は夕城次期指南役にも厳しい。