龍乃一味のカオスな学園生活
「……申し訳ありませんでした…豆太郎さん…」

「豆太郎君、ごめんねぇ…」

冬樹と花も頭を下げる。

「そ、そんな!皆さん頭を上げて下さい!冬樹様や花様まで!」

こんなに盛大に謝罪を受けた事のない豆太郎、ぴゃあぁああっ、とか困惑する。

泣く時も困惑する時も、ぴゃあぁあぁ。

「僕は誤解が解ければそれでいいのです!皆さんに頭を下げさせようなんて、そんな事は…」

「心が広いんだねぇ、豆っち」

豆太郎の発言に、龍乃が感心する。

「ああ、狸とはいえ見上げた心意気」

刹那も頷く。

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