龍乃一味のカオスな学園生活
「そ、そんなに仰って頂けるのなら…」

豆太郎、少し恐縮そうに言う。

「僕は、冬樹様と花様が仲睦まじく過ごして頂ければ、冬樹様にお仕えする僕としては何よりの幸せ」

「どこまで謙虚なんだ豆太郎君!」

その忠義に満ちた発言に感動したノエル、豆太郎と握手を交わす。

「夕城の侍でも、そこまで宗主に忠を尽くす者はいないです。その意気やよし」

感服したとばかりに、さくらが腕を組んだ。

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