龍乃一味のカオスな学園生活
あまりに困惑して、花は武の方を見るが。

「恥ずかしい事はない。花、お前もいつかは嫁ぐ時が来るのだ。その時にはその身を託すと決めた男に、身も心も許す事になる。遅いか早いかの違いだけ」

お兄様突き放しちゃったよ!

これで花のチューを阻止する者は誰もいない。

「っっっっ…」

覚悟を決めたのか、諦めの境地に達したのか。

花はギュッと目を閉じるが。

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