龍乃一味のカオスな学園生活
頼張高校の体育館へと通された龍乃一味。
「わざわざご足労頂き有り難うございます」
長身、眼鏡着用の男子生徒が、龍乃一味の前に立った。
「僕が頼張高校の生徒会長を務めております、名を…」
言いかけた所で。
「御託はいいわよ」
亜鳥がズイと前に出る。
「誰から相手になるの?要は天神学園をへこませたい訳でしょ?」
「あ、亜鳥さん、そんな言い方したら失礼ですよっ」
亜鳥の発言を窘めるノエルだったが。
「あら、そこまで理解して頂けてるなら話は早いわ」
白のカチューシャ、長い黒髪の清楚『そうな』女子生徒が、軽く腕組みしたまま言う。
その視線は、綾小路を抱き締めて萎縮している花の方へ。
彼女は花を指差し。
「そんなぬいぐるみを抱いて他校にやって来るような常識知らずの方に、生徒会役員が務まるのかしら?」
嘲笑うように言う。
しかしその手を。
「!?」
いつの間にか前に出た冬樹が摑んだ。
「……無闇に花さんを指差さないで下さい…他人を指差すのは大変失礼な行為です…」
「わざわざご足労頂き有り難うございます」
長身、眼鏡着用の男子生徒が、龍乃一味の前に立った。
「僕が頼張高校の生徒会長を務めております、名を…」
言いかけた所で。
「御託はいいわよ」
亜鳥がズイと前に出る。
「誰から相手になるの?要は天神学園をへこませたい訳でしょ?」
「あ、亜鳥さん、そんな言い方したら失礼ですよっ」
亜鳥の発言を窘めるノエルだったが。
「あら、そこまで理解して頂けてるなら話は早いわ」
白のカチューシャ、長い黒髪の清楚『そうな』女子生徒が、軽く腕組みしたまま言う。
その視線は、綾小路を抱き締めて萎縮している花の方へ。
彼女は花を指差し。
「そんなぬいぐるみを抱いて他校にやって来るような常識知らずの方に、生徒会役員が務まるのかしら?」
嘲笑うように言う。
しかしその手を。
「!?」
いつの間にか前に出た冬樹が摑んだ。
「……無闇に花さんを指差さないで下さい…他人を指差すのは大変失礼な行為です…」