龍乃一味のカオスな学園生活
冬樹は臥龍の…正確には龍乃の肩をポンと叩く。

「……龍乃さんの傷は…僕が手当てしておきます…代わりに臥龍さん…花さんを助けてあげて下さい…僕も頭からの出血が激しくて…助けには行けそうもありませんから…」

「……承知」

龍乃の顔で、ニヤリと笑う臥龍。

それが、他人の中で見せる最後の笑みだった。

次の瞬間、龍乃の全身が周囲を白一色に染め上げるほどに発光!

光がおさまる頃には。

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