龍乃一味のカオスな学園生活
「亜鳥っくすは寒くないん?」
マフラーを外しながら龍乃が言う。
「まぁ寒いけど、人間のアンタよりは寒さに強いかしら。そもそも自然の中で生きてる動物に近いからね、私達は」
そういえば亜鳥は今朝も、それほど厚着という印象はない。
いつもより一枚多めに着ている程度だろうか。
「かといって、どっかの蛇みたいに給水塔で胡坐かいて座ってるほど馬鹿でもないけどね」
呆れ顔で溜息をつく亜鳥が言っているのは、勿論臥龍の事。
大陸育ちで過酷な環境には慣れているのだろうが、何もこんな雪の日に屋上に行かなくても。
そんな亜鳥の発言を知ってか知らずか。
「うむ、寒風心地良し」
いつもの服装のまま、臥龍は表情一つ変えずに呟いた。
マフラーを外しながら龍乃が言う。
「まぁ寒いけど、人間のアンタよりは寒さに強いかしら。そもそも自然の中で生きてる動物に近いからね、私達は」
そういえば亜鳥は今朝も、それほど厚着という印象はない。
いつもより一枚多めに着ている程度だろうか。
「かといって、どっかの蛇みたいに給水塔で胡坐かいて座ってるほど馬鹿でもないけどね」
呆れ顔で溜息をつく亜鳥が言っているのは、勿論臥龍の事。
大陸育ちで過酷な環境には慣れているのだろうが、何もこんな雪の日に屋上に行かなくても。
そんな亜鳥の発言を知ってか知らずか。
「うむ、寒風心地良し」
いつもの服装のまま、臥龍は表情一つ変えずに呟いた。