ペットじゃないっっ！

そっか……。

確かに、洋くんに差し入れするねって言ったけど、

別に洋くんだけに渡さなくてもいいよね？？



私、わりと優斗くんのこと友達として気に入ってるし……。



『じゃあ、はい！
これ作るの時間かかったんだよ～』


「お、くれんの？？
アップルパイじゃん、すげぇ。
ありがとう。」



えへへ、自分で作ったの褒められるのは嬉しいなぁ♪♪



「…じゃあ、いただきま……っ！？」



『！？』




優斗くんが私のアップルパイを
食べようとした瞬間に、
横からバッと手がでてきた。


な、何事！？



「は？」


『あっ……。』








よう、くん！？



「なーーーーに、してんの？」