秋と恋愛とオムライス!?
「今日新しくメニューを考えてて…
これ作ったんですけど…どうですかね?」
家田さんの手には私の大好物の
デミグラスソースのオムライスがあった
卵がふわふわしていてソースと
絡んでいるように見える
とてつもなく美味しそうだ
「う、うわぁぁ…!
オムライス美味しそう~!!!!」
「良かったらまた試食してくれませんか?」
「はい!もち……」
そこで言うのをやめた
ダイエットしなきゃいけないのに…
で、でもすごく美味しそう…
私の心の中で天使と悪魔が戦っている
ど、どうしよ~…
「えっと…どうしました?」
「そ、その…
ご、ごめんなさぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!」
そう言って私は食堂をダッシュで
立ち去ったのだ
「ど、どうしたんだ…?」
家田さんが唖然とした顔をしていた
ことに私は気づかなかった…