秋と恋愛とオムライス!?

「終わった~…」

午後6時
いつも通り仕事を終えた私は
和美のもとへ向かった

「和美~帰ろ~!」

「ごめん優奈!今日まだ終われないんだ…」

「あ、そうなの?じゃ、先帰るね?」

和美をおいて私は帰ることにした
エレベーターで下まで降りて
ロビーを出ようとしたとき

「たーかーのさん♪」

「…え?」

後ろを振り返るとそこには家田さんがいた
いつもはもえ帰っているはずなのに
…どうしたんだろ?

「高野さん、俺と付き合ってくんない?」

「……え?」

突然のことに私は頭が真っ白になった
家田さんはため息をついて
もう一度向き直って言った

「だから、俺と付き合ってくんない?」





< 6 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop