秋と恋愛とオムライス!?
「終わった~…」
午後6時
いつも通り仕事を終えた私は
和美のもとへ向かった
「和美~帰ろ~!」
「ごめん優奈!今日まだ終われないんだ…」
「あ、そうなの?じゃ、先帰るね?」
和美をおいて私は帰ることにした
エレベーターで下まで降りて
ロビーを出ようとしたとき
「たーかーのさん♪」
「…え?」
後ろを振り返るとそこには家田さんがいた
いつもはもえ帰っているはずなのに
…どうしたんだろ?
「高野さん、俺と付き合ってくんない?」
「……え?」
突然のことに私は頭が真っ白になった
家田さんはため息をついて
もう一度向き直って言った
「だから、俺と付き合ってくんない?」