秋と恋愛とオムライス!?
オムライスって……
いきなり何言ってんだ…こいつ?
「オムライス食べに行きましょう!」
ニコッと笑うと俺の手を引っ張って
外へ走っていく
もしかしてこいつ…
どこかに付き合ってって勘違いしてる?
……はぁ
「ご飯食べに付き合えばいいんですよね?
なら、オムライス食べません?
私頭からオムライスが離れなくて…」
空いている方の手で高野の手をつかむ
いきなり捕まれて驚く高野
俺はそんな高野の唇に
自分の唇を優しくあてた
「俺は高野が食べたいんだけど?」
「……へ?//」
赤くしてる高野に今度は額に
優しくキスをした
「もう一度言うよ
高野優奈さん、俺と付き合ってください」
高野は今にも消えそうな声で
はい。と呟いた