君に送る唄
集合時間は2時
集合場所は三角公園
2時3分前ほどにはみんなが公園に着いていた。
仁那はよく遅刻とかするからどうせ今日も遅刻でしょっ♪など他愛無い会話をしていたときに
あやの携帯がなった。






―ー・・・ピロリロリンッ・・・ー―







みんながあやの方をむく
「メール?」
「うん♪」
「誰からー?」
「えーっと……仁那だっ!」「仁那ーっ?なんてきたん?」
「えーっと……今日…仁那これないってさ……」
「えーっ!?なんでー?」
「……………ちょっと用事だってさ……」
「………ふーん。そのメール見せてよ。いいでしょ?」
とななが言った。
「えっと…だめ……かなっ♪あはっ」
「なんで?用事って書いてるだけでしょ?」
なながあやの携帯をとった。
あやは「あっ………!」
と言って黙り込んでしまった。
メールの内容はこうだった
――――――――――――
to:あや
from:にな
題名「無題」

ねえねえっ!!今日って遊ぶのななもいるんだよね!?
だったらあたしなな嫌いだからやっぱり遊ばないやごめんねっ
ななには内緒だからね
でも実際最近ななうざくない?
――――――――――――
「………………」







その場に沈黙が走った。
その沈黙を破ったのは










ななだった。
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