伝説のヤンキー I
「お前ら…」

蓮の周りには龍恋のメンバーがたくさんいた

そして蓮は…

涙を流し地面に崩れ落ちた

「「「「蓮様!」」」

「「蓮!」」

「蓮様、私は…私達はずっと蓮様についていきます!」

この女は相澤美空(あいざわ みそら)

「美空…」

「だからもっと私達を頼ってください」

この女は佐伯麻奈(さえき まな)

「麻奈…」

「蓮、俺らダチだろ?」

この男は天堂亮(てんどう りょう )

「亮…」

「俺は蓮の幼なじみで親友だろ?」

この男は中島達也(なかじまたつや)

「達也…」

全員龍恋のメンバーだ。

黒星はその光景を遠くから見守っていた

そこで蓮はある人物がいない事に気付く…

「亜梨沙は…?」

「そういえばさっきから姿みねえな?」

「どこ行ったのかな?」

他のメンバーも気付く

そして黒星の方もある人物がいない事に気付く

「ねぇRIOは?」

「さぁ?そういえばいねえな」

「ん〜?トイレじゃない?」

「こんな時にあいつがトイレなんか行くか!」

「あ、そうだっけ?」

他のものも気付きはじめる

「「はぁ…」」

RIAと蓮は同時にため息をついた

「おい、真似すんなよ」

「はぁ?そっちが真似すんな」

「お前が真似してんだろ?」

「私は真似した覚えないから」

2人は変な言い合いを始めた

「たくっ、変な所で子供なんだから」

「本当…変な所で子供だね。でもそれがRIAなんだしいいんじゃない?」

「そうだね」

他のメンバーは呆れていた

影でまだ…あの計画が行われてるとも知らずに…


「これで…蓮が来れば…」

「お前変わったな…」

「ッ!!」

「久しぶりだな」

「荵…」
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