伝説のヤンキー I

「そいつを返して貰おうか」

RIOは手を差し伸べた

「イヤよ。」

亜梨沙は冷たい目で答えた

RIOはため息をつき剣を抜いた

「じゃあ、力づくで返してもらうとする 後悔するなよ？」

そして剣を亜梨沙の方を向けた

「後悔するのはそっちだよ」

2人は険悪ムードで橘裕翔が側にいるのにも関わらず戦いを始めようとしていた

とそこへ

「お前らここで勝負はするな」

男の声が聞こえてきた

「ッ！だれ？！」

「だれだ？！」

2人は突然の事におどろいていた

「俺だよ、ライ。古畑ライだ」

ライはヘラヘラしながら近くにあった階段から下りてきた

「ライ！！なんでここに…怪我は？！」

RIOは驚きながらも怪我の心配をしていた

驚いてるRIOとは違い亜梨沙は

「ライ…」

至って冷静

「まぁ何とか…。」

「ならいいけど走ったりするなよ」

「わかってる、わかってる。
で、亜梨沙その子を返せ」

ライはヘラヘラしてた先程とは違い真剣な表情に切り替わった

「イヤよ」

「山宮蓮は負けた。イヤ、負けたとゆうより降参した方が正しいっけ？」

それを聞いて亜梨沙は驚いたがすぐにいつもの表情に戻った


「ふっ、そんなのウソに決まってるじゃん。蓮が負けた？蓮が降参？そんなわけないじゃん！」


亜梨沙は決して信じようとはしなかった