伝説のヤンキー I
ショウSIDE


あーあ、もう騒ぎになってやがる



まぁ別に相原圭なんて殺さなくてもよかったんだけど…



俺の本当の目的は誰も気付かないだろうな



気付くとしてもあいつぐらいか



1番気付かれたくない奴に…


でも犯人が俺って事には辿りつかない


例え辿りついたとしても


意味がないだろうな
だってその時俺はどこにいるかわからない


とりあえず相原圭の葬式が終わるまではこの街にいるとするか

あ、でも…


あの副総長のことだ


相原圭と柊冬夜がなぜ仲が悪いのか知らないはず


つまり相原圭を殺せるのはどこかの族に入ってる奴。
そう思い込み1番仲が悪い柊冬夜を疑う


そして黒星に襲い掛かる

まぁこれも俺の推測にしかすぎないが

せいぜい楽しませてもらうとするか

戦争の



はじまりだ


「ショウ様、準備ができました」


「あぁ、わかった」


さぁ、戦争だ


人と人が争うんだ



面白くなりそうだ


ショウSIDE *end*
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