伝説のヤンキー I


2人は動き出すと同時に指を鳴らした

パチーン


「「チェンジオブチェンジ」」


そして戦闘服にチェンジした


紗希は剣を右手に持ち

ショウは剣を左手に持った



2人の剣はお互い肩に突き刺さった


だが、2人は全く痛みも感じておらず声も出さなかった



2人は同時に剣を相手の肩から抜き距離をとった


そしてその後は2人は剣で互いを傷付けあった


2人とも何も喋らずただただ相手を倒す事だけを考えていた


そんな時


「ショウ、あんたに聞きたい事があるんだけど…」


紗希が喋り出した


「聞きたい事?なに?」

「あんたの名字知らないんだけど。あとあんたはどこか相原圭に似ている。それにあんたが相原圭を殺す動機がわからない。」


紗希は今まで思ってた疑問をショウに問いただした


だが、ショウは全く答えようとはしなかった


そして数分経った時やっと答え出した


「…俺の名字は…」






その答えに…





紗希は驚いた



驚きのあまり紗希は…




カラン





剣を地面に落とした




「ウソ…」



「ウソじゃねえよ。じゃあな、なんかやる気失せた。帰るわ」




ショウは深刻などこか寂しそうな顔をしながらそのままその場を去った




< 148 / 168 >

この作品をシェア

pagetop