伝説のヤンキー I


そしてその時…



その廃校になった学校には





紗希とショウの2人以外に




1人だけいた






そいつは…





夜桜副総長 北川奏也



「……圭に弟が…?」



とその時北川のケータイが鳴った


「もしもし」

『今、お前は廃校になった小学校にいるな。そして…相原圭に弟がいる事を知った』


その電話の相手は



「お前は昨日の…」




ジュンだった



「なんで知って…」


『当たり前だろ?俺は何でも知ってる
もちろん相原圭を殺した犯人も…』


「ッ!!誰だよ!そいつは!」

北川はいきなり声を荒げた



『じゃあ俺と手を組め。もし知りたければ俺と手を組め。昨日渡した紙に書いてる場所で待ってる』


「お、おい!まだ話は…!」


北川は舌打ちをし苛立ちをみせていた


「行くしかねぇか」


そしてそう言い昨日ジュンに貰った紙をみてその場所へと足を進め始めた



< 151 / 168 >

この作品をシェア

pagetop