伝説のヤンキー I




そして北川はその手を












とった






「フッ、それでいい。じゃあこの紙にお前の名前と族の名前を書け。」


「あぁ、わかった」



(こいつの思い通りになるのははっきり言ってイヤだ。けど、圭を殺した犯人が知れるのなら手を組む。もしこいつが教えなかった場合は…裏切ればいい。)




北川は契約書に自分の名と族の名を書いた



「これでいいか?」


北川は書き終わりジュンに渡した


「書き終わったか」


北川は契約書を受け取り確認した


「これでいい。今日から俺とお前は手を組む。よろしくな、北川奏也」


「あぁ、でお前の本名はなんだ?」


「俺の名字?言ってなかったか?


俺の名字は…







山宮だ。山宮潤だ」








< 153 / 168 >

この作品をシェア

pagetop