伝説のヤンキー I




場所は変わり1人の少年が周りにある建物は全て破壊されており瓦礫の山を眺めていた




その少年の名前はジュン。




「…はぁなんで俺…あんないい女手放したんだろう。俺の事分かってくれんのもあいつだけなのに…。なぁ紗希お前はまだ俺の事信じてくれてんのか?」





ジュンは壁に寄りかかり空を見上げながらそう言った




「あの女の性格上そう簡単にお前を信じる事ができない。とか言うわけねえだろ」




そしてさっきのを聞いていたケイはそう言った



「ショウ、いたのか」



「そろそろ行くぞ。覚悟を決めろ」


「そうだな…」



(まだ思い出すんだ。あの時の紗希の傷付いた顔が…)




そしてジュンは紗希の傷付いた顔を思い出していた









< 164 / 168 >

この作品をシェア

pagetop