伝説のヤンキー I
「趣味悪いにも悪すぎるだろ」

ここは三葉亜梨沙の家…

「そうだね。てか、ここお化け屋敷?顔は可愛いのに趣味は悪いんだね」

ヴァンパイアでもいるんじゃないかってくらい趣味が悪い家

今にもお化けが出そうな家にRENとRINとRANはいた

「は?顔可愛いか?」

「可愛いじゃん!」

RENとRINは何やから言い争っていた

RANはそれをニコニコと微笑みながらみていた

だが、RANの天使みたいな微笑みはもう時期消える事となる

理由は…

「ふっ」

「な、なに?」

「お前の方がカワイイよ。RIN。」

「な、な、な、な、なに。いき…なり」

RENとRINがイチャイチャし始めたからである

「俺は本当の事言っただけだけど?」

「…/////」

そう、この2人は世間ではリア充と呼ぶ分類に入る。

つまり2人は恋人同士なのだ

「はぁ、もうヤダ。帰りたい…」

とRANは額に掌をあて帰りたくなっていた

だが総長から頼まれた事なのでしょうがなくここにいる

多分RIAの事だからこうなる事はわかっていた

だからRIAは少なからずこの状況を楽しんでいる。

RIAの楽しみは別に2人がイチャつくのではなくRANがこの状況に苦しみ帰ってきたときの顔を楽しむ為だろう

とそのとき扉が開く音がした


その途端3人は近くにある電柱などに隠れた

そして三葉亜梨沙はでてきた

その後ろを3人はすぐに追いかけ始めた

「ばれないようにしろよ」
「わかってる!」

「それぐらいわかってる!!!」

とRANはキツく言った

「RAN、なんでそんな機嫌悪いんだよ」

「なんでもいいでしょ!!」

「ハイハイ」

なぜRANが機嫌悪いのかは

2人が目の前で手を繋いでいるからである

RANはこの後2人に色々と振り回されるのであった__。
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