伝説のヤンキー I
RIKI・RISA

ライ「お前ら遅かったな」

ライは2人が来たのに気付き声をかけた

RIKI「いきなりだったんでそんなはやく来れるわけないッスよ」

RISA「RIKIの言う通りです。急だったんですから」

RIKIとRISAは急いできたので呼吸をみだしていた

「そんな急だったか?」

「急すぎッス。これでもはやい方ッスよ?」

「あはは〜そうか?悪りぃな」

悪気があるのかないのかライはヘラヘラしていた
そんなライに2人は呆れていた

「はぁ。まぁいいですけど…。それより古畑愛梨ちゃんってライさんの…」

RISAは聞きにくそうに言った

「あぁ。うんそうだぜ?
愛梨は俺の〝妹〟だ」

ライは2人が気を遣っているのに気付いておりヘラヘラした感じで言っていた

「…いいんですか?大切な妹を」

RISAは申し訳なそうなだった

「あぁ。別に死ぬ訳じゃないんだし」


「でもトラウマになるッスよ。絶対」

RIKIはまるで本当にいいんスか?後戻りできないッスよ。と言っているみたいだった

「あぁ。そうだな…。トラウマになるだけならまだいいんだがな…」

ライは悲しそうな表情をして愛梨がいる所を見つめていた

「?どうしたんッスか?」

RIKIはそれに気付き声をかけた

「トラウマになるだけならって…まだ他に何かあるんですか?」

RISAは疑問に思った事をそのまま問いただした

「いや。まぁな。色々あってな」

「……」「……」

2人は何かを察したのかそれ以上は何も言わなかった

「そうなんですか」
「色々あったんスね」

「まぁとりあえず愛梨の見張りをすんぞ
それぞれ配置につけ」

ライはこの話はもう終わりにしたいのか指示をだした

「了解ッス」
「了解です」

2人はおとなしく自分の配置についた
< 54 / 168 >

この作品をシェア

pagetop