伝説のヤンキー I
RIKI SIDE

「じゃあRIKI、後は頼んだよ」

「あぁ、お前はそこに座ってろ」

「言われなくても座ってるよ」

こいつ、当たり前のように座ってやがる

最初っから戦う気なしだな
まぁそれでいいんだけど…

こいつは俺1人で倒す

「そうだったな…」

「お喋りはもう終わりでいいですか?さぁ始めましょうか」

「あぁ、そうだな。で、お前名前なんだ?で、何者だ?」

こいつの名前知らねえんだった

「そう言えば言ってませんでしたね。私の名前は…」

「それよりさっさと始めようぜ。名無しさん」

「…私の名前は一ノ瀬…」

「なぁ、さっさと始めようぜ。さぁ来いよ」

たっくさっきから何してんだ?
こいよ、はやく

こねえなら俺から行くけどさ…

「私の名前は一ノ瀬隆司です」

あぁ、そう言えば名前聞いてたんだっけか?
わすれてたや

RISA (やっぱこいつアホだ。自分の言った事忘れるなんて…)

「一ノ瀬隆司ってんだ。ふぅん、そう。それよりはやくこいよ。」

「言われなくても。はやくそこへ行きますよ」

隆司は言ったと同時に動きだし

はっ、やっとかよ
待ちくたびれたや

RIKIの真上に一瞬で移動した

「遅いですね、そんな反応じゃ私を倒す事なんてムリですよ」

ドオオオン


チッやっぱりこいつ速え

RIKIはギリギリ避けた

「スゴイですね、避けるなんて」

なんとか避けれたものの…

「はっ、まだまだこれからだろ?」

「そうですね、まだまだこれからです」

どうする?

こいつの速さについていけねえ

とりあえず

「白い星(ホワイトスター)!」


これで眼を…

「光?これが黒星の者しか使えない魔法…白い星(ホワイトスター)」

RIKIが放った白い光が隆司の周りを包み込み隆司は周りがみえなくなった


これで反応を鈍らせる事ができるはずだ

こいつの後ろに周り


「ッ!!」

魔法じゃすぐに気付かれるから
蹴りか拳で…

ゴンッ

殴り飛ばす

RIKIは光を利用に相手の眼を眩まして背後にまわり隆司を殴り飛ばした



「後ろから…ですか。やりますね」


「まだまだこんなもんじゃねえよ」

これからが面白いんだよ

「お前本気じゃねえだろ?
俺も今から本気でいくからさ」



本気でやらなきゃ面白くねえよ




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