伝説のヤンキー I
「ヒマだね」

「そうだな、来た意味なかったな」

「うん、来た意味全くない」

「だりぃ」

暗闇の中階段に腰をかけぐったりとしている男女が2人

そして2人はゆっくりとお菓子を食べていた


「なぁRIA」

「なに?RISE」

「敵いねえよな」

「うん、いない」

「なんでいねえんだよ。久しぶりに暴れられると思ったのにさ」

「んー。さぁ。でもなんかRIKIが重症なんだってさ、後ライも」

「は?あの2人が?マジか…。」

「まぁライの方は亜梨沙とだからそりゃ大怪我するでしょ。でもRIKIの方は想定外だけど」

2人の近くにはお菓子のゴミの山ができていた

ポテチやらぼんち揚げ、明治チョコレート、キットカット、じゃがりこなど様々

そして2人はまた違うお菓子を食べ始めた

「これ美味いよ」

「俺にもくれ」

「はい、どーぞ。そっちの頂戴」

「おう。うわ、まじで美味えな」

「でしょ?あ、これも美味い」

RIAが食べているのはアーモンドが入っているポッキー
RISEが食べているとはいちご味のトリュフ

2人はあまりにも美味しすぎて一瞬で全部食べた

そしてまた袋からお菓子をだそうとしたが

「あれ?ない…」

「俺も…」

なかった

そしてそこへ…


「おい、RIA、RISE何してんだ?」

RITO、RIMA、RIKI、RISA以外のメンバーがそこにいた

RIO以外のメンバーは怒っている

「あれ?みんな何でここにいんの?」

「RIOとRINAは橘裕翔の護衛もう終わった?」

だが、2人は怒っているのを全く気にしていなかった

「あぁ、終わった」

RIOはRISEの質問に無表情で答えた

「RIO、おつかれ」

「あぁ、RIAはどうだった?」

「この通り敵なんて誰1人いなかった」

「そうなんだ。」

RIOは超笑顔でRIAと会話していた


恐らくRIOはRISEに対しては怒っておりRIAに対しては全く怒っていないのだろう

< 81 / 168 >

この作品をシェア

pagetop