伝説のヤンキー I
紗希SIDE

「洸夜、遅くなった」

「ん?あぁ」

「何してるの?」

聞くまでもないけど
今から戦闘モードに入るってのに…
何治療魔法使ってんだ、こいつは…

「あぁ、まぁ色々。なぁ、こいつ黒星にいれてもいいか?敵だけど…」

敵を仲間に…ねぇ
あんまりイヤだけど洸夜が入れたいのなら別にいっか

洸夜はあんまり自ら仲間に入れたいとか言わないし

「あんたが入れたいんなら好きにしたら?」

「んじゃ、好きにさしてもらうわ。今日からこいつは黒星のメンバーだ」

「無理矢理だね」

無理矢理感半端ないや

「いいだろ?」

別にどうでもいいけど…
「うん、別にいいけど。で、ミナ」

「なに?」

「どうする?龍恋とやる?やらない?」

「めんどくさいからやらない。帰る」

「そっ、じゃあね。」

「ん〜じゃあね〜。RIA。敵さん来たよ〜」

相変わらずめんどく下がりやな所は変わらない。まぁ私もめんどくさがりやならしいけど…

まぁ確かにね

それより

「全員戦闘モードに入れ。RITOはその人を安全な場所へ。RIOはRIMAとRISAをここに呼んで。」

「わかった」

ふっ、久しぶりに暴れられる



「「「チェンジオブチェンジ」」」


やっと会えたよ



「久しぶりだな、RIA。イヤ、大瀬紗希」

「そうだね、何年ぶりかな?山宮蓮」



山宮蓮



あんたを今日この手で潰す___。


紗希SIDE *end*
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