伝説のヤンキー I
荵SIDE
俺はあいつのために強くなるんだ
あいつが…紗希が泣いてんのに俺はあの時助けてやれなかった
小5の時あいつの親友が亡くなった時泣いてたのに俺は何もできなかった
俺はただ…みてるだけしかできなかった
ただただ紗希が泣いてる所を…
俺はボーッと突っ立って何もしねえで突っ立ってるだけだった
俺が弱いせいだ
俺がもっと強かったら紗希は泣かずにすんだ
俺が…俺が弱いせいで…
だから俺はあの時決心したんだ
〝強くなる〟って
だから俺はこんな所で…
こんな奴に
負けるわけにはいかねえんだ
「天ヶ瀬辰弥って名前だっけか?」
「ん?あぁ、そうだせ」
「悪いが、天ヶ瀬。相手が悪かったな
確かにお前は強い。だが俺には遠く及ばない。お前は俺に勝てねえよ」
悪いな。のんびりお前の相手をしてる場合じゃねえんだ
「何言ってやがる。ッ!!」
さっさと終わらせてえんだ
遊びじゃねえんだよ。
この戦いは
「紅蓮の炎(ブライトレッドフレイム)」
殺し合いなんだ
「ッ!!チッガード!!」
「炎魔(えんま)」
「チッ(ガードできねえ!!)」
「ぐああああ。」
お前じゃ俺に勝てない
経験差が全く違う
「たくっ負けてやがんだ。辰弥」
ッ!!!
誰だ?
なんだ、この魔力
俺達と似ている
「お〜。久しぶりだな。荵」
「ッ! !」
なんで…
なんであんたがここに…
「磯貝颯斗…」
「あ、それよりさこいつお前の仲間?」
磯貝颯斗はそう言い誰かを突き出した
「RINA!!!」
RINAが負けた…?
「ふぅん、RINA。ねぇ。」
「ん〜、どうしよっかな。俺、別にこの戦いに興味ねえしな。」
「RINAを離せ!」
「……。しょうがねえな。まぁ今回は興味ねえし手は出さないでおくわ」
ドサッ
「RINA!?大丈夫か?」
「じゃあな、荵」
「待て!待ちやがれ!颯斗!!」
スゥ…
逃げられた…
なんで磯貝颯斗が…
クソッ
それよりRINAだ
酷い怪我だ
意識不明か
右腕が折れてる
左足も…。それ以外にも色んな所が…
複雑骨折。とって所か
それよりも…
顔…
目の近くに傷がある
こりゃ血も大量に出てたな。
はやく紗希と洸夜の所に行きてえけど
ほっとく訳にはいかない
とそこへ
「私が連れてってあげるよ。医務室でいいんだよね?」
「ミナ…か?」
坂本ミナ…
「うん、そうだよ。荵」
「いいのか?お前…帰ったんじゃ」
「…磯貝がこの戦いに参加してるって聞いて。あいつの事だからあんた目当てだろうけど。でも運悪く荵と会ったのは荵が誰かと殺りあったあとだったから引き上げたんだろうけど…」
「…。じゃあ頼んだ」
「えぇ、任せといて」
「じゃあな」
「うん」
とにかくRINAはミナに任せとくか
俺はこの時安心していた
だが俺は忘れていたんだ
ミナが
相当な
ドS
だとゆうことに
(さぁ、何しよう。何がいいかな?顔に落書きでもして辛子でも鼻に突っ込む?
ん〜どうしよう。ま、後で考えよ)
荵SIDE *end*
俺はあいつのために強くなるんだ
あいつが…紗希が泣いてんのに俺はあの時助けてやれなかった
小5の時あいつの親友が亡くなった時泣いてたのに俺は何もできなかった
俺はただ…みてるだけしかできなかった
ただただ紗希が泣いてる所を…
俺はボーッと突っ立って何もしねえで突っ立ってるだけだった
俺が弱いせいだ
俺がもっと強かったら紗希は泣かずにすんだ
俺が…俺が弱いせいで…
だから俺はあの時決心したんだ
〝強くなる〟って
だから俺はこんな所で…
こんな奴に
負けるわけにはいかねえんだ
「天ヶ瀬辰弥って名前だっけか?」
「ん?あぁ、そうだせ」
「悪いが、天ヶ瀬。相手が悪かったな
確かにお前は強い。だが俺には遠く及ばない。お前は俺に勝てねえよ」
悪いな。のんびりお前の相手をしてる場合じゃねえんだ
「何言ってやがる。ッ!!」
さっさと終わらせてえんだ
遊びじゃねえんだよ。
この戦いは
「紅蓮の炎(ブライトレッドフレイム)」
殺し合いなんだ
「ッ!!チッガード!!」
「炎魔(えんま)」
「チッ(ガードできねえ!!)」
「ぐああああ。」
お前じゃ俺に勝てない
経験差が全く違う
「たくっ負けてやがんだ。辰弥」
ッ!!!
誰だ?
なんだ、この魔力
俺達と似ている
「お〜。久しぶりだな。荵」
「ッ! !」
なんで…
なんであんたがここに…
「磯貝颯斗…」
「あ、それよりさこいつお前の仲間?」
磯貝颯斗はそう言い誰かを突き出した
「RINA!!!」
RINAが負けた…?
「ふぅん、RINA。ねぇ。」
「ん〜、どうしよっかな。俺、別にこの戦いに興味ねえしな。」
「RINAを離せ!」
「……。しょうがねえな。まぁ今回は興味ねえし手は出さないでおくわ」
ドサッ
「RINA!?大丈夫か?」
「じゃあな、荵」
「待て!待ちやがれ!颯斗!!」
スゥ…
逃げられた…
なんで磯貝颯斗が…
クソッ
それよりRINAだ
酷い怪我だ
意識不明か
右腕が折れてる
左足も…。それ以外にも色んな所が…
複雑骨折。とって所か
それよりも…
顔…
目の近くに傷がある
こりゃ血も大量に出てたな。
はやく紗希と洸夜の所に行きてえけど
ほっとく訳にはいかない
とそこへ
「私が連れてってあげるよ。医務室でいいんだよね?」
「ミナ…か?」
坂本ミナ…
「うん、そうだよ。荵」
「いいのか?お前…帰ったんじゃ」
「…磯貝がこの戦いに参加してるって聞いて。あいつの事だからあんた目当てだろうけど。でも運悪く荵と会ったのは荵が誰かと殺りあったあとだったから引き上げたんだろうけど…」
「…。じゃあ頼んだ」
「えぇ、任せといて」
「じゃあな」
「うん」
とにかくRINAはミナに任せとくか
俺はこの時安心していた
だが俺は忘れていたんだ
ミナが
相当な
ドS
だとゆうことに
(さぁ、何しよう。何がいいかな?顔に落書きでもして辛子でも鼻に突っ込む?
ん〜どうしよう。ま、後で考えよ)
荵SIDE *end*