私の大事な彼氏様。



30分後。


ようやく完成!!


今日のメニューは、

【風子の超簡単、居酒屋風、おもてなしご飯!!】



我ながら、腕上げたなぁ〜!!




やっと私も座って参加。


でも・・・


「ぶー子、醤油。」

「ふうちゃん、マヨネーズある?」


「風子、もう一つ取り皿ちょうだい!!」



おちおち座ってもいられない・・・。




「何か、ふうちゃん、ハル専属の家政婦さんみたいだな!」

家政婦!?


誠くんって、ニコニコ笑って、ひどい事言うなぁ。


失礼しちゃうなぁ!!



「なかなか、いい仕事するだろ?」


ってハル〜!?


まず、“家政婦”を否定してよ〜!!



救世主は彩音だった。



「兄ちゃん、もっと風子を大事にしてあげてよっ!!」


さすが親友!!サンキュ〜!!


「同じ19歳って思えないくらい、枯れた生活しちゃってるじゃんっ!!」



っておいっ!!




・・・枯れてる?


私、枯れちゃってる?



チクチク。



うぅ・・・胸が痛いです。





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