私の大事な彼氏様。
私はハルしか目に入ってなかったんだけど、ハルの後ろにも爽やかで、まぁカッコいい男の子。
私達の中で、そんな事が起こっているとも知らずに、二人は2階に上がって行っちゃった。
「「カッコいい〜!!」」
リビングで、大興奮の私と彩音。
ハルは、彩音のお兄ちゃん。
4つ年上で、その時は大学3年生だった。
名前は、遥陽(ハルヒ)。
無造作にセットされた短めの髪も、くりくりの目も、シュッとした鼻も、薄めの唇も、全てが完璧だった。簡単に言うと、かなりの男前!!クールっぽくて、チャラチャラしてなさそうで、とにかくもうっ、一瞬で心を持ってかれちゃったんだ!!
彩音のズキューンの相手は、ハルと同じ大学の友達で、誠(マコト)くん。
その日から、私と彩音の猛アタックの日々がはじまったんだ。
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