ねえ、あのころは……。
あなたは健全で、授業を休むなんていう概念は全くもっていなかったね。
一方、あたしはボロボロで、自分をもてあまして、
今日はお互い学校休んでデートしよう、となきじゃくった。
あなたが、こまったかおをしながらも、
学校にいったあと
わたしは、どうしても家に帰れず、
彼が帰ってきたときまだいたら、重いかな。怖がれるかな。
こんなんじゃすぐマンネリかなとおもいながら
彼のベッドに潜り込んで泣いてばかりいた
ママにも、申し訳なかった
真間のきもちをかんがえると、涙がとまらなかった。
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