続・迷惑なイケメンに好かれました。




そうそう、あと十分くらいしたら押すし。

親が出たらどうしよう、なんて怯えてねーし。

でもそれならせめて、お母さんで…なんて思ってねーし。




なんて家の前で一人で思ってた俺は明らかに不審者だったらしく。




「あの…うちに何か用かしら?」




ついに家から女の人が出てきてしまった。

いや、当たり前だ。普通に考えて俺は不審者だった。

バカみたいに背が高いから、威圧感さえもある。


てか良かったよ、髪赤くなくて。







< 9 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop